Audi TT RS Coupéが搭載する2.5ℓの5気筒TFSI®エンジンは、80年代にWRC(世界ラリー選手権)を席巻した初代Audi quattroのDNAを受け継ぐ名機です。「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー*」を、8年連続で受賞する栄誉にも輝いています。最高出力は、先代から実に60PSアップの400PSに到達。最大トルクも30Nm向上した480Nmを誇ります。部品のダウンサイジングやアルミ製クランクケースの採用などの細かな設計の見直しで、エンジン単体で26kgもの軽量化も実現。隣り合うシリンダーと離れたシリンダーを交互に点火する、1-2-4-5-3という点火順序から生まれる個性的なサウンドも、スポーツドライビングの愉しさを盛り上げます。
* 排気量「2 ℓ-2.5 ℓ」部門で受賞。